先月31日、由良町吹井の通称「年金波止」で体長90㌢のハモを釣り上げ、周辺の話題となっている。
釣ったのは釣り歴17年の寺下凌さん(27)=阿戸=。午後8時ごろから友人の浜野拓郎さん(25)=網代=とともに、ウツボ狙いでサバの切り身をエサに釣り始め、10時ごろにヒットした。
引きの強さから「エイでも引っかかったか」と思いながら引き揚げると、見たこともないような大きなハモが上がった。過去にも一度小ぶりのハモを釣ったことはあるが、今回ははるかに大きく、地元の漁師も「ここでこんなん釣れるんか」とびっくり。「暗い中の釣りだったので、最初は何が釣れたのかと思いましたが、予想外のサイズで驚きました」と話し、釣ったハモは天ぷらで味わったという。