左からテープカットを行う中村県議、二階衆院議員、三浦市長、世耕参院議員、山本議長

 御坊市役所新庁舎の竣工式が4日、現地で行われ、来賓の国会議員、県議、日高郡首長、関係団体代表ら約80人が出席した。

 三浦源吾市長は「新庁舎は防災拠点機能を備えた安全、安心な庁舎として南海トラフ地震にも対応できる強固な造りとし、あわせて長く使い続けることができる環境配慮型の施設となっている。引っ越し作業をして来年1月4日に開庁を予定しており、心を新たに行政サービスの向上を図り、市民の皆さまが豊かな生活を送れるよう、取り組みたい」とあいさつ。来賓の二階俊博衆議院議員が「新庁舎建設を機にみんなで協力し合うことを誓おう」、世耕弘成参議院幹事長が「近隣住民の避難ビルの機能に期待したい」とし、中村裕一県議と山本清司市議会議長も祝辞を述べた。

 設計・施工の前田建設・久米設計JⅤ(大阪市)を代表して、前田建設関西支店の坂口伸也常務執行役員支店長と久米設計の小西威史副社長・執行役員に感謝状が贈呈された。テープカット、庁舎内の内覧会もあった。

 新庁舎は本体と付属棟含め延床面積8083・25平方㍍、地上6階、鉄筋コンクリート造り。総工事費は50億6000万円。