赤い羽根共同募金運動がスタートした1日、御坊市共同募金委員会が福祉センターで出発式を行い、委員ら約60人が参加した。

 会長の三浦源吾市長が「高齢者、子育て支援、防災など地域課題の解決に募金を活用させていただいており、助け合いのまちづくりのご協力に感謝。今年の目標額は360万円となっており、よろしくお願いします」。岡本恒男社協会長は「御坊市の福祉は皆さまの支えのおかげで成り立っています」などとあいさつ。西川宏洋市民福祉部長が「赤い羽根募金は住民が相互に支え合う地域づくりの原動力」などとする厚生労働大臣、笹野千賀子市共同募金委員会副会長が「手を携えともに取り組んでいきたい」などとする社会福祉法人中央共同募金会会長のメッセージを代読した。この日は委員や社協理事、民生児童委員、母子寡婦福祉連合会メンバー、市・社協職員らが市内スーパーやホームセンター、産直市場など7カ所で街頭募金を実施。御坊市のPR観光大使でモデルなどで活躍している坂尻夏海さんも参加し、マツゲン御坊店前で笑顔をみせて協力を呼びかけた。街頭募金は今後、御坊祭や各地の秋祭りでも予定している。