全自動マージャン卓で白熱の対局

 健康マージャン推進事業御坊市実行委員会等主催、健康マージャンペアフェスタが24日、市立体育館で開かれた。8人のゲストプロを含め、全国の地域、団体の代表128組256人が参加。県内からは御坊市の12ペア24人をはじめ、21ペア42人が参加した。

 御坊市はマージャン牌の生産が日本一のシェアを誇り、これまでにも全国規模の健康マージャン大会を2度開いている。

 開会式では、弓倉正啓御坊市教育長が開会宣言。続いて実行委員会の上西一永会長があいさつでこれまでの経過を説明し、「これまでねんりんピック、国民文化祭の2回、全国規模の健康マージャン大会を開いてきましたが、単独での開催は初めて。至らぬ点もあるかもしれませんが、日ごろの成果を発揮するとともに参加者同士の交流を深め、一日を楽しんでください」と述べた。地元の三浦源吾御坊市長が歓迎の言葉を述べ、8人のプロも1人ずつ意気込みを語った。最高齢・最年少選手の特別表彰も行われ、最高齢の藤本進さん(93)=大阪府=、最年少の北山大悟君(9)=同=に釜揚げシラスや高級マージャン牌が贈られた。

 御坊市公認PRキャラクターのみーやちゃんがステージに上がり、スタートスイッチを押すと同時にすべての全自動卓でもスイッチが押され、対局が始まった。

 各卓では「ロン」「リーチ」など声を上げて白熱の戦いが繰り広げられ、御坊市からは稲垣勝さん・岡本昌一さんのペアが91・5点の成績で7位に入賞した。また、親子・兄弟姉妹等で参加したペア11組にベストファミリー賞が贈られ、御坊市からは藤田賢一さん・智哉さん親子が受賞した。