御坊市のゆめみ茶屋で盛り上がる虎ファン

 プロ野球のセントラル・リーグは14日、阪神タイガースが2005年以来18年ぶりとなる優勝を決め、歓喜に包まれた甲子園球場と同様、日高地方の虎ファンもテレビの前で盛り上がった。御坊市のボードゲームカフェスペース「ゆめみ茶屋」(平見琴美さん経営)には阪神のユニホームなどを着た若者らが集まり、終盤の巨人の追い上げにヒヤヒヤしながら大声援。〝アレ〟(優勝)が決まった瞬間、六甲おろしで喜びを爆発させた。

 きょうにも胴上げとなった14日、店には一緒にアレの瞬間を見届けようと、約10人のタイガースファンが大画面テレビで観戦。推しの選手のタオル、メガホンなどのグッズを手に声援を送った。

 優勝が決まった瞬間は「やったー」「ついにアレが決まった!」などとボルテージが最高潮、六甲おろしをうたって盛り上がった。

 家族の影響で幼いころからの阪神ファンという日高川町中津川で山カフェ&スタジオNEIROを経営する三上ほづみさん(47)もこの場に参加。「優勝の瞬間を見届けようと、17日の試合(甲子園のDeNA戦)のチケットも取っていましたが、今回はテレビ観戦となりました。強すぎるから仕方ないですね」と笑顔を見せ、「待ちに待った優勝がついに実現しました。クライマックスも頑張ってもらい、日本シリーズはオリックスと対戦し、関西が盛り上がってほしいですね」と話した。