優勝とファイナリストの証を手に星來さん
3位のトロフィーを手に優月さんと美月さん

 和歌山市のダンススクールなどに通っている御坊市名屋町、東星來(せいら)さん(御坊中2年)が先月23日、双子の妹の美月(みづき)さんと優月(ゆづき)さん(御坊小学校6年)のチーム「ワキーゲ」が今月27日、それぞれ全国規模のダンスコンテストに出場して上位入賞。そろって歴代の上位入賞者が競う来春のファイナル進出を決めた。

 星來さんは4歳の時にテレビでダンスを見て興味を持ち、習い始めてめきめきと実力をつけ、俳優窪塚洋介の弟でミュージシャンのRUEEDのバックで踊った経験もある。ここ数年はコロナ禍で会場でのダンスコンテストには出場していないが、小6からオンラインでのコンテストに応募。これまでも上位入賞してファイナルに進出する権利を得たが、会場が遠方のため見送っていた。今回はオンラインのバンクウィットダンスコンテストのU15ソロにフリースタイルで出場し、見事優勝。ファイナルは来年3月17日、愛知県で行われる予定で、「優勝できてうれしかったです。改善すべき点をちゃんと直してファイナルに臨みたいです」。

 美月さんと優月さんは星來さんがダンスするカッコいい姿に憧れ、幼稚園の頃から習い始めた。今回、キッズダンススプラウトが主催する第22回全国キッズダンスコンテストのキッズ部門に初出場。ロックダンスでキレのある動きやアクロバティックなバク転などを披露し、出場32チームの中で3位に入賞した。上位3位までが来年春(会場未定)のファイナルに進出する権利を得ており、2人は「3位はうれしいけどやっぱり優勝したかった。しっかり練習してファイナルは優勝を目指します」と張り切っている。