救急医療の確保等に貢献し功績のあった個人や団体をたたえる救急医療功労者知事表彰の受賞者が決まり、日高地方からひだか病院副院長で循環器内科の今西敏雄医師(61)=和歌山市=が選ばれた。26日午後4時からホテルアバローム紀の国で表彰式が行われる。

 県立医大を卒業後、同病院や国立循環器病センターなどで勤務。2014年にひだか病院副院長兼循環器内科部長に就き、設備や機器を導入して24時間、心疾患患者を受け入れる体制を整備。急性心筋梗塞、不安定狭心症などの患者に昼夜を問わず、緊急カテーテル治療を施している。地域の中核病院としてさらなる救急医療の充実へ、17年には心血管センター棟開設とアンギオ装置導入に貢献。日本心血管インターベンション治療学会認定医として手腕を発揮し、後進の指導にも力を注いでいる。

 今西副院長は「地域の救急医療の要になる病院なので積極的に患者を受け入れ全員を診れるように24時間体制を整えている。今後は質を高め、患者により満足してもらえる救急医療を目指したい」とますます意欲的で、受賞に「救急医療にかかわるすべてのスタッフの力のおかげで、私が代表していただくだけだと思っています」と話した。