公園入り口で完成した壁画

 由良町大引、白崎海洋公園の入り口近くの壁に、国内外で活躍するアートユニット「HITOTZUKI(ヒトツキ)」による壁画が完成した。2018年に台風被害で壊れて使えなくなったクラブハウスの再生に向けた取り組みの第一歩で、来年度にはクラブハウスに取り掛かる。

 作品を手掛けたHITOTZUKIはKAMIさんとSASUさんでつくるユニットで、国内や海外のさまざまな場所で壁画を制作し、世界各地で高い評価を受けている。

 作業は10日から3日間行われ、公園の壁には白、青、紺の3色の流線で白崎の白い岩や海などをイメージし、2人の作品のシンボルでもあるフラワーシェルも描き、自然と調和したアート感あふれる壁に仕上がった。

 2人の作品は和歌山では初めてで、制作中の様子を見たいとすでにファンも訪れており、公園の景観アップとともに大きなPR効果に期待されている。

 クラブハウスは来年度で、完成すれば2人の作品で最大規模になる。