開会式で選手宣誓する岩橋主将

 中学硬式野球の全国大会「第17回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」は14日、東京ドームで開会式が行われ、紀州由良リトルシニアの岩橋凜空主将が(日高中3年)が選手宣誓した。

 全国各地区合わせて1615チームによる予選を勝ち上がった32チーム約600人の選手たちが整列。岩橋主将は「コロナ禍による規制が緩和されたこの夏、厳しい予選を勝ち抜いた32チームがジャイアンツカップという大舞台に立っています。今、僕たちがここに立てているのも日々支えてくれている方々のおかげです。試合ではこの大舞台に立てなかった仲間の想いを胸に、感謝の気持ちを力に変えて熱戦を繰り広げ、中学生らしくハツラツとした全力プレーで、最高の仲間と最高の夏にすることを、全選手を代表してここに誓います」と力強く宣誓した。

 このほか、2010年の第4回大会に出場した読売ジャイアンツ・岡本和真選手からのビデオメッセージが紹介され、「この中から将来ジャイアンツに入団して一緒にプレーできる選手も出てくると思います。応援しています。頑張ってください」とエール。15日の試合は台風の影響で16日に順延となった。