上南部は3回、逆転3ランを放った磯田が笑顔でホームイン

 御坊市内、印南町の両少年野球協会が主催し、16チームがトーナメントで熱戦を繰り広げた第33回太平洋カップ争奪招待少年野球大会は13日、御坊市民球場で決勝が行われ、上南部がみなべを6―1で下して8年ぶり2回目の優勝を飾った。

 ▽決勝
上南部
   003300 6
   100000 1
みなべ

 試合は初回、みなべが2死一塁から池田の左越え適時二塁打で先制。3回、上南部が連打と犠打で1死二、三塁とし、磯田が左越えへ逆転のランニングホームランを放った。なおも4回、上南部は無死満塁から相手投手の暴投と磯田の適時打で追加点。投げては上南部の磯田が4回を1失点、硲が2回を無失点に抑え、みなべは熊代、三木、池田、再び熊代の懸命なリレーも実らなかった。

 上南部の﨑山剛志監督は「先制されても諦めず、うちらしい野球ができたかな。次の大会も優勝を目指して頑張りたい」。みなべの笹原晃監督は「初戦から接戦を制して初の決勝。最後まで諦めず元気よくできた。次はリベンジしたい」と話していた。

 優勝、準優勝チームのメンバーは次の皆さん。
 上南部=山西善信(責任者)、﨑山剛志(監督)、西正剛、久保隆治(以上コーチ)、磯田徠輝、竹中暖真、硲健真、久保樹生、﨑山敦貴、寺本凪、西遥輝、山西瑛仁、宮本蓮慈、鈴木泰成、西蒼太、圡井奨吉、生駒柊明、尾田光琉、尾田海渡、大野智紀、尾崎夏海、宮本倫空、竹中輝朝、堀琉派、山﨑優聖、那須悠人、中早陸登、東大晴、堀琥太朗▽みなべ=三木誠也(責任者)、笹原晃(監督)、寺本翔平、熊代雄介(以上コーチ)、池田匠汰、熊代侑真、三木柚希、井戸太陽、堀籠翔、笹原悠聖、西野琉、丸山堅太郎、中野瑛心、池田朔太郎、中早恒太、池田大騎、丸山恭平、寺本陸翔、清水凌空、丸山純平、中早蒼真、中早悠真、中内鋼牙、種治新太、福田莞大