ゲームを楽しむ参加者

 第40回日高地方障害児者のつながりを広めるサマースクール(実行委員長=寺井克幸岩代小学校長・日高地方特別支援教育研究会会長)が5日、日高川町の川辺西小学校体育館で開催され、障害がある人もない人も一緒にゲームや歌などで交流した。

 新型コロナの影響で4年ぶりの開催。今回は障害児者や地域の小中学生ら約160人が参加し、教職員や日高看護専門学校の学生ら31人がボランティアスタッフとなってサポートした。

 参加者は10班に分かれ、班ごとに自己紹介を行ったあとレクリエーション。福笑いのような「ピカソを探せ」というゲームでは、班ごとに大きな顔のパネルに目や口など6種のパーツを貼り付けていき、みんなで協力して顔を完成。コミカルな顔ばかりで盛り上がり、笑顔でいっぱいだった。

 このほかビンゴゲームも楽しみ、御坊市民吹奏楽団の演奏も鑑賞。演奏に合わせて一緒にうたい、楽しく交流した。