日高川町の南山スポーツ公園陸上競技場で夏休みラジオ体操会が始まった。今月25日までの夏休み期間中毎日開催され、最終日の翌日26日には、全国の会場をまわる巡回ラジオ体操が同競技場にやってきて、南山から全国に発信される。
ラジオ体操と言えば、誰もが知っている初歩的な体操だが、実はよくできた内容で、たった3分の運動で骨や関節、筋肉をまんべんなく動かすことができる。私が小学生のころは、運動会前になると、開会式、閉会式で実施するラジオ体操の練習もあって、一つひとつの動きでどこを伸ばす運動なのかを意識し、腕も惰性で振り回さず、水平や垂直など止めるべきところはピシッと止めるなど、細かく習った。なんとなく済ませると大した運動にはならないが、ちゃんとやってみると全身をほぐし、本当にいい運動になる。
ラジオ体操には▽全身運動による基礎代謝UP・血管年齢の若返り▽新陳代謝の向上による脂肪燃焼効果・体力年齢の若返り▽血行促進による首・肩のこり、腰痛の予防・解消▽屈伸運動や跳躍運動による骨粗鬆症の予防▽目標を設定することによる活動力の向上――の5つの健康効果があるとされている。3年以上、週5日以上ラジオ体操を実践している55歳以上の男女合計543人を対象に行われた調査結果では、体内年齢が実年齢より20歳以上若く、血管年齢、呼吸機能(肺年齢)、骨密度なども同年代の平均値より良好な値を示し、証明されている。
中高年が無理なく運動不足を解消し、若々しい体を手に入れるにはラジオ体操は最適。小学生時代の夏休みを思い出して南山でラジオ体操に参加すれば、運動習慣をつけるいいきっかけになる。(陽)


