夜空に輝く月を見上げる親子

 日高町中央公民館の駐車場で26日、星空観測会が開かれ、町内の親子連れや中学生ら約160人が参加し、夏の夜空に現れる星座や月を見て楽しんだ。

 公民館、町教育研究会理科部会が主催。参加者は星の見つけ方や月の特徴について、日高天文友の会の会員らの解説を聞きながら望遠鏡をのぞいた。

 夜空には定番の夏の大三角形、北斗七星や北極星、さそり座の一等星アンタレス、天の川などが現れ、この日は天気が良く、肉眼でも星を確認できた。月も明るく輝いており、上弦の月(半月)の表面を20~50倍の望遠鏡で観察。くっきりと分かる月のクレーターに子どもたちは興奮した様子だった。

 父親と一緒に来ていた形部智紀君(4)も「お月さまが大きくてとってもきれい。お星さまも好きです」と笑顔を見せていた。