法被姿で梅干しを配る職員ら

 全国的に記録的な暑さが続く中、梅パワーで猛暑、酷暑を吹き飛ばしてもらおうと、みなべ町うめ課が21日、東京都港区のJR新橋駅SL広場で、個包装された梅干し3000個を配布した。

 古来「梅は三毒を断つ」などと言われており、抗菌作用や抗疲労、ダイエットなどのほか、新たに新型コロナ抑制や美容、高血圧予防の効能も確認。熱中症対策としては塩分やクエン酸などのミネラル補給ができる梅干しに効果があることが立証されている。

 配布した梅干しは紀州みなべ梅干生産者協議会、紀州みなべ梅干協同組合が提供。職員らは南高梅と背中に書かれた紅色の法被姿で、効能が記されたカードとともにサラリーマンや主婦らに手渡した。