第44回日米大学野球選手権大会は日本時間の13日、米サウスカロライナ州で最終戦となる第5戦を行い、日本はアメリカに6―2で勝利。通算成績を3勝2敗で勝ち越し、2大会連続20回目の優勝を決めた。

 日本代表侍ジャパンメンバーで日高川町出身の中島大輔選手(青学4年)=早蘇中、和歌山御坊ボーイズ、龍谷大平安=は8番・中堅、西川史礁選手(同3年)=丹生中、和歌山日高ボーイズ、同=は4番・左翼で先発フル出場。

 初回に1点を先制された日本は2回、先頭の西川が遊内野安打で出塁。相手の失策で1死一、二塁とし、廣瀬の左翼への二塁打で西川が同点となる本塁を踏んだ。この回、さらに2点を加えて3―1と逆転。6回に1点を返されて3―2と1点差に迫られたが、日本は8回、中島の二塁内野安打を足がかりに送りバントや内野安打で1死一、三塁とし、宮下の三ゴロの間に中島が還って4点目を奪った。さらに渡部が左越え適時二塁打を放ち、6―2とリードを広げて勝負を決めた。