倉持ストアマネジャー㊧からコロッケを受け取る鈴木事務局長

 パチンコホールを全国展開する株式会社ダイナム(本社・東京)は8日、御坊市湯川町財部の御坊こども食堂にしらすコロッケ100個を寄贈した。

 毎年行っている社会貢献活動の一環で、今年は食材を「魅力発見! 三陸・常盤ものネットワーク」から購入することで、東日本大震災被災地域の復興支援にもつなげる。

 創業月間の7月、29道県54施設のこども食堂に東北地方の三陸・常盤地域で水揚げや加工されたさば味噌煮、さんまフライなどを寄贈。県内では御坊こども食堂にしらすコロッケを届けた。

 同社経営企画部地域共生担当の佐藤博之さんとダイナム和歌山御坊店の倉持裕一郎ストアマネジャーが食堂を訪れ、御坊こども食堂を運営するNPO法人フードバンク和歌山の鈴木正文事務局長に手渡した。佐藤さんは「コロナ禍では子どもたちも不便な生活を強いられた。こども食堂が再開され、元の生活に戻れるように、おいしいものを食べて元気に、笑顔になってほしい」と願いを込め、鈴木事務局長は「助成金や皆さまからの寄贈だけではまだまだ足りない中、ダイナムさんがこども食堂を気にかけ、寄贈いただいたことは本当にありがたい。子どもたちは揚げ物が好きなので、早速今日の献立に使わせていただきます」と感謝した。