御坊市の野口オートキャンプ場、総合運動公園などを管理運営する公益財団法人御坊市ふれあいセンターは2022年度の事業実績をまとめた。野口オートキャンプ場は好調をキープし、コロナ前だった2019年の1万60人から約1・5倍となる1万5771人が利用。アウトドアブームに後押しされ、過去最高を記録した。
野口オートキャンプ場は日高川の河川敷を利用し、97年にオープン。1区間の広さ、交通アクセスの良さが人気で、22年度の利用人数はコロナのために臨時休業期間があった21年度の9206人から約1・7倍に増えた。コロナによる休業がなく、通年営業ができたことのほか、利用したキャンパーがSNSにアップする動画が大きなPRにつながったことなどが要因とみられる。
総合運動公園の利用者実績では施設内にある野球場、多目的グラウンド、遊具を合わせて2万7331人で、前年度の2万4987人から9・4%増となった。コロナの規制が緩和されたことなどが影響したとみられる。
ほか、日高川ゴルフ場の利用者は8957人で前年比6・5%の減、駅前駐車場は自動車、2輪車、自転車を含めた利用台数は1万2275台(前年度1万953台)で利用料の合計は1100万8265円(同1095万7735円)となり、前年度比で台数、利用料ともに増加となった。