丸田氏の墓の前で東光寺の嶋田住職と町文化協会の会員ら

 印南町印南の東光寺で15日、同町出身の音楽家丸田大雅氏(1897~1978)をしのぶ法要「紫陽花忌」が行われた。

 印南音頭など、印南町のふるさと伝承にまつわる曲を作詞・作曲した丸田氏は6月15日が命日で、東光寺に墓がある。法要は8年前から同寺と印南町文化協会(坂下緋美会長)が中心となって毎年行われており、紫陽花忌は、丸田氏の命日があじさいのきれいな時季であることから名づけられた。

 法要は嶋田隆道住職、川上良雄総代長、町文化協会のメンバー11人が参加。小雨が降る中、青色のあじさいに囲まれた丸田氏の墓の前で嶋田住職がお勤めを行い、参加者は歌と手拍子で印南音頭を奉納した。

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