楽しそうに作業を進める児童

 日高川町鐘巻の田んぼで14日、川辺西小学校(榎本龍也校長)の5年生25人が古代米の田植えを体験した。

 古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米。その中でも黒い米ができる紫黒米(しこくまい)の苗を植えた。

 道成寺参道でレストラン「あんちん」を営む石倉忠明さん(72)の田んぼで、植え方も石倉さんが「3~5本くらいを取って指でつまみ、土に挿してください」などと指導。児童ははだしになり、恐る恐る田んぼに入ると、泥の感触に声を上げながら等間隔に並ぶと、石倉さんに教わって植える深さを調整するなど徐々にコツをつかみ作業していった。

 秋には鎌を使って稲刈り体験も行う。

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