

県高校総合体育大会弓道競技が3、4日、田辺市弓道場で開かれ、個人男子で紀央館の大岡青櫓選手(2年)、同女子で同校の松本妃央選手(3年)が優勝するなど、紀央館勢が活躍。2選手は8月3日から札幌市で開かれる全国高校総体(インターハイ)出場を決めた。
全国へは団体優勝、個人は上位2選手が出場権を獲得。
個人男子には66人が出場し、予選は12射の的中数で競い、大岡選手は9中で通過。決勝へは6人が進み、全員で1射ずつ矢を放ち外した選手が脱落する射詰を行った。2射目の時点で神島の選手と一対一となり、6射まで両者的中が続いたが、7射目で大岡選手のみ的中させ、優勝を手にした。
個人女子には89人が出場。松本選手は予選を8中で通過。決勝は10人で射詰を行い、1射目で6人、3射目で2人、4射目で1人が脱落する中、松本選手はすべて的中させた。
個人準優勝は男女とも神島の選手、団体は男子が田辺工業、女子は神島が制した。
同大会は7月に滋賀県で開かれる近畿への予選も兼ねており、団体3位まで、個人10位までが出場権を獲得。全国出場の2選手を除く、近畿出場選手は次の皆さん。
【男子】個人③名古竣亮(紀央館2年)④田渕弘輔(紀央館3年)⑥川口蒼空(紀央館2年)⑦久野太郎(和高専3年)⑧久堀優心(紀央館3年)
【女子】団体②日高A(小早川琉愛、三原莉子、上田紗奈、橙知里、土井希、力津彩愛)③紀央館A(堀舞子、堀江優希、木村日香梨、津村伊緒菜、松本妃央、山﨑千歩)▽個人⑤小早川琉愛(日高3年)⑧三原莉子(日高2年)⑩堀江優希(紀央館2年)