先日、自転車利用者の交通違反に対する全国一斉指導取り締まりが行われた。県内では警察署ごとに選定された自転車指導啓発重点地区・路線で、「B―CAP」(バイシクルキャプテン=自転車取締指導者)を中心に実施。日高地方では御坊市の日高高校近く、市道紀伊御坊駅北東側交差点で、御坊署員が事故防止へ交通ルールの順守を呼びかけた。
自転車の積極的な活用をうたった「自転車活用推進法」で定められている5月の自転車月間に合わせ、通行する自転車の交通違反をチェック。「ながら運転」の禁止や確実な一時停止のルール順守を求めるとともにヘルメット着用を啓発し、県内全体で並進禁止22件、傘さし運転20件、一時不停止11件、右側通行と携帯電話使用各3件、その他8件の計67件、御坊署は一時不停止3件、傘さし運転1件の計4件の指導警告を行った。
県警によると、自転車が関係する人身事故は昨年1年間で220件発生。傷者は212件、死者は3人で、220件のうち約半数を占める出会い頭は、スマホを利用しながらの運転やイヤホンによる気付き遅れ、また、それらが原因の安全不確認や一時不停止等、自転車側に違反が認められたケースも多かったという。
御坊署の重点地区になっている紀央館高校周辺では並進走行、右側通行、イヤホン使用、日高高校周辺では並進走行、一時不停止、右側通行、踏切一時不停止の違反がよく見られるといい、「自転車も車両という意識を持って、ルールを守り、事故を防いでもらいたい。それが自分自身を、歩行者らを被害から守ることにつながる」。B―CAPの署員が言うように、ルールを守って悲惨な事故を防いでほしい。(笑)


