5月に日高地方の各小学校で初夏の運動会が開かれ、各学校のグラウンドで元気な子どもたちの姿が見られた。小学校運動会は従来秋が定番だったが、熱中症対策などで初夏にも行われるようになった。日高地方では御坊市の一部と日高川町の中津、美山地域、みなべ町を除いては初夏開催が定着している。
今年は白崎、衣奈の両小学校と統合して初開催となる由良小学校を取材。太陽の下に出るとかなりの暑さだったが、子どもたちが元気いっぱい走ったり種目に取り組んだりする姿は輝いていた。印象的だったのはコロナが5類感染症に移行したことなどもあってか、また当日暑かったこと、屋外ということもあるだろうが、児童、保護者ともノーマスクが多く見られ、脱コロナが進んでいるように思えた。
実際、コロナの新規感染者数は多いときには全国で一日の新規感染者数が20万人を超えていたが、今年2月から人数把握が終わるまでの5月上旬ごろまでは1万人を下回る日が多くなっていた。1週間ごとの「定点把握」になってからは、増加傾向にあるのが気になるが、それでも一時期に比べればかなり低くなっている。
コロナに入ってからは、運動会は半日となり、組体操など密になる種目がなくなった。今回の日高地方の運動会では印南町の小学校のみ全日開催が復活し、ほかは引き続き半日開催だった。今年の秋、または来年の初夏の運動会はさらにコロナ前のように戻っていくのだろうか、またはコロナの短縮形を引き継いでいくのだろうか。保護者の意見もさまざまだろうが、あくまで主役は子どもたち。子どもたちの気持ちを第一に、最も輝ける運動会に進化していくことを願いたい。 (城)


