新しく開発、販売されている「なたまめソフトクリーム」「なたまめ小倉ソフト」「なたまめあいす」

 日高町方杭、「温泉館『海の里』みちしおの湯」の食堂「みちしお亭」(白井和代代表)は新しく、日高元気塾(津村利治代表)が生産している地元特産のなた豆茶(粉末)を使ったアイスクリームとソフトクリームを開発、販売している。

 白井さんがなた豆茶がアイスに合うのではと、みちしお亭の仲間と昨年から粉末量の比率等を試行錯誤。試作を重ねるなか、11月のサイクルイベント「和歌山紀中サイクルフェスタHUB22」で町の地域産物として出したところ、好評だったことから商品化への熱意がさらに高まり、日高町特産品等開発事業補助金の交付を受けて今春に発売した。

 味は苦味が薄いコーヒーやきな粉アイスのようでマイルド。あんにも合い、「なたまめソフトクリーム」(450円)、「なたまめ小倉ソフト」(500円)、ラクトアイスの「なたまめあいす」(300円)の3品を販売している。

 パッケージは美浜町の創成テックから提案してもらったデザインをもとに、若い目線としてなた豆について研究している武庫川女子大学の教授やゼミ生の意見も参考にしながら決定。商標登録も申請している。

 白井さんは「これからもなた豆茶を使ったアイスクリームやソフトクリームの新しいメニューを考案していきたい。なた豆がアイスクリームやソフトクリームに合うことを知ってもらい、ご当地アイス、ご当地ソフトになればうれしい」。みちしお亭では、なた豆ソフト・アイスの掲載紙持参で5人まで、3品とも1割引きで提供するという。

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