まちづくりを説明する三浦市長

 御坊市の三浦源吾市長は8日から、コロナのために見合わせていた住民対象の市政報告会を始めた。初日は薗会館で開き、約60人が参加。就任以来3年間の取り組みや今後のまちづくりについて説明し、「明るく、楽しく、前向きに、何があっても逃げない覚悟で市政を進めてまいります」とあらためて決意を語った。25日まで計7地区で開催する。


 三浦市長は2020年5月、▽災害による犠牲者ゼロを目指し、市民の生命と財産を守るまち▽子どもと大人が集い、明るく楽しく学べるまち▽健康で生き生きと安全に、ここに住みたいまち――などのマニフェストを掲げて無投票で当選した。


 市政報告会ではこれまでの取り組みとしてコロナ感染症対策に触れ、公共施設などにサーモグラフィーカメラの設置、市民に対する商品券の支給、飲食店や農林水産業者への支援、若者に対する支援などを説明した。


 財政状況については、「(市役所の)中に入ってみると、想像していたよりも大変だった」と振り返り、市税が徐々に減少していること、老朽化する公共施設の維持管理費の増加などを報告。


 事業は国や県に働きかけながら進めており、「新庁舎建設では有利な起債を受けられた」などと話した。


 今後の行政運営については2021年から実施している第5次総合計画を示しながら、「マニフェストの一丁目一番地は災害による犠牲者をゼロすること」と話し、家具固定の推進、個別避難計画の策定などの取り組みを紹介。課題の少子高齢化に対しては「人口減少を少しでも緩やかにすることが大切で、市の全ての施策が少子高齢化につながると言っても過言ではない」と述べた。「やりたいことはたくさんありますが、市政を預かる首長として財政状況をきちんと理解し、子どもや孫たちに負担のないように優先順位を決めて実現していかなければならないと考えている」と語った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA