ポップスなどさまざまな曲を演奏

 琴城流大正琴、紀ノ国熊野クラブ(立花由紀子代表)の第8回演奏会が22日、御坊市民文化会館小ホールで開かれた。

 5年ぶりの演奏会。代表の立花さんはあいさつで「コロナで練習や活動ができない中、おととしは和歌山県で国民文化祭があり、大正琴部門も久しぶりに発表しました。練習が足りないところもありますが、一生懸命やります」と述べ、さざなみ、風速、宮子姫、潮騒、美浜の各教室のメンバーと指導者ら総勢32人が組み合わせを変えながら全11曲を披露した。

 邦楽ステージとして「娘道成寺」を奏でたほか、「靴が鳴る」など童謡、「サウンド・オブ・サイレンス」「小さな喫茶店」「野に咲く花のように」などポップスやフォークソング、「岸壁の母」など懐メロと幅広い曲目を演奏。締めくくりは全員が登場して国民文化祭で弾いた「祝い酒」「さそり座の女」を奏で、明るく響く音色に来場者は拍手を送っていた。

 立花さんは琴城流の総会で、大正琴の普及等に貢献したとして表彰されており、最後に祝福の花束が贈られた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA