もうすぐゴールデンウイークが始まる。最長で9連休という事業所もあるだろう。4月から学校や就職と新しい環境になった人たちにとっても、いい休息の時間にしてもらいたい。大型連休が稼ぎどきの方々にとっては忙しくなるだろうが、コロナをそれほど気にせず楽しめる久しぶりの連休、大いににぎわえばいいなと思う。
そもそも日本人は働き過ぎと、かなり以前からいわれてきた。有休消化率がここ10年ほどは50~60%で推移し、100%のドイツやフランスなど先進諸国に大きく水をあけられている。ドイツでは6週間ほどのバカンスを取得するのが一般的という、そもそもの文化が違う。いきなりそれを日本に当てはめるのは難しいし、職種によってそうもいかない場合があるが、やはりワークライフバランスを重視する働き方、休み方は魅力を感じる。
働き方改革で長時間労働等を防ぐため、国は1年で最低5日間の有休を取得させることを義務化させたが、なぜ「全有休を消化させる」ではないのだろうか。この5日という数字がどこから出てきたのか。5日ということに、良くも悪くもいかにも日本人らしいと感じるのは筆者だけだろうか。
有休休暇は、働く人の心身のリフレッシュのために与えられているが、なかなか取得率は上がらない。有休取得以上に、賃金の格差はさらに深刻だ。中小零細企業の年収は公務員に遠く及ばない。国は同一労働同一賃金をうたっているが、ある非正規雇用職員は、正職員とほぼ同じ業務をしながら年収は遠く及ばないと嘆いていた。働き方改革はまだまだ道半ば。衆参補欠選も終わり、もっと前進することを期待する。(片)


