ニンニクの収穫作業をする濵野さん

 今月初旬からの全国トップクラスの早期出荷で高品質と評価の高いJA紀州の生ニンニクが出荷ピークを迎え、由良町吹井のJAニンニク部会副部会長の濵野一宏さん(49)も畑で収穫に追われている。

 濵野さんは本格的にニンニク栽培を始めて13年目。35㌃の田んぼで米作りの裏作で行っており、今季は昨年9月中旬に植えつけ。今月17日に収穫を開始した。今年は2・3月の高温で全国的に例年より生育は早め。「気象条件の変化などで予測通りには行きませんが、秀品率も高く品質のいいニンニクができています」と話している。収穫は5月上旬まで続く。

 由良のニンニク栽培は約50年前から本格的に始まり、市場ではみずみずしく豊かな風味で高品質と信頼のブランド。一時は安い中国産に押されるなどし、同部会員は40人を切って生産量も減少。しかし近年、安心安全な国産ニンニクが注目され、黒ニンニクブームもあり需要が拡大。JA紀州では、振興作物として産地の復活を図っており、若手農家の育成や作業の省力化研究に取り組み、部会員は50人以上に増加。今季は関東方面を中心に30㌧の出荷を目指している。

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