早期米の田植えを行う湯川さん

 日高町では、4月に田植えを行う早期米の田植えがピークを迎えており、一足早く田植えの光景が見られている。

 日高地方では、5月下旬から6月上旬を中心に田植えが行われているが、日高町では早期米の栽培が盛ん。早期米は4月に植え、盆過ぎに収穫するため、通常よりも早く出荷でき、以前は高価格で取引されたため定着。現在は価格に差はないが、当時の名残りで続けられており、秋の台風被害が軽減できるメリットもあるという。

 志賀の湯川雅義さん(83)は21日に田植えをスタート。約1㌶の田んぼでコシヒカリやキヌヒカリを栽培しており、5月中旬にかけ作業が続く。JA紀州日高営農販売センターの担当者は「真夏の稲刈りなど、厳しい条件の中でも品質管理に努め栽培しています」と話していた。

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