大会開催に向けて実行委員会が発足

 健康マージャン推進事業御坊市実行委員会が20日発足し、9月24日に市立体育館で健康マージャン全国大会「ペアフェスタ」を開催することを決めた。同市はマージャン関連製品でシェア日本一を誇る事業所があることから、「健康マージャンの都」として全国にアピールしていく。来年以降も継続して開催する考えで、自治体独自で継続開催を行うのは全国で初めて。

 大洋技研株式会社(本社・島)はマージャン関連製品で日本一のシェアを誇る。2019年の全国健康福祉祭和歌山大会「ねんりんピック紀の国わかやま」、21年の国民文化祭・わかやま 全国障害者芸術・文化祭わかやま大会でも健康マージャン全国大会が同市で開催され、「健康マージャンの都」と呼ぶにふさわしい条件が整っていることなどから今回の大会開催を進めてきた。

 計画では大会名を「麻雀の聖地 わかやま御坊プロジェクト 健康マージャンペアフェスタ~みんながつながる みんなにひろがる 麻雀の和~」とし、2人1組で全国から108組216人を募集。ゲストプロ4人、招待選手4人を含めた224人が参加し、計4回対局して2人の合計得点で競う。上位8ペアを表彰するほか、個人1位に最優秀選手賞を贈る。出場選手は各都道府県の関係団体を通じて募集。関連事業として5月28日に行われるイベント「宮子姫こどもまつり」などでマージャンの体験会も開く。

 実行委員会は関係団体の代表ら20人で組織。設立総会では三浦源吾市長が「明るく、楽しく、交流の場として継続的に開催されることを期待しています」とあいさつ。会長に大洋化学株式会社の上西一永代表取締役、副会長に市議会の山本清司議長と教育委員会の弓倉正啓教育長を選出し、今年度の事業計画などを決めた。今後のスケジュールについて説明もあった。

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