「最高の環境」 とソロキャンプを満喫する磯田さん

 美浜町和田の煙樹海岸キャンプ場が10日、オープンした。初日は平日にもかかわらずソロキャンパーが1泊し、松林と海の最高のロケーションを楽しんだ。


 同キャンプ場はこれまで、5月のゴールデンウイークと夏休み期間中の年間2回開業してきた。ここ3年間は新型コロナ感染拡大防止のため閉鎖していたが、規制が大幅に緩和されることや、近年のキャンプ人気にあやかって今年度から通年オープンした。


 初日は日帰りの家族連れと、1泊のソロキャンプ客が来場。釣りが好きで煙樹ケ浜へ何度も釣りに来たことがあり、キャンプもできることを知って堺市から1人で来た会社員磯田直樹さん(44)は、テントの中で1泊。家族や1人でよくキャンプに出かけており、「ここは初めてですが、釣り好きにとっては目の前が絶好の釣り場という最高の環境。波の音を聞きながら心地よく眠れました。松林が涼しそうなので、夏にもまた来たい」と笑顔いっぱいだった。


 全区画フリーサイト、予約は受け付けず先着順。トイレとシャワー、洗い場やかまど19基の炊事棟もある。費用や休業日など詳しくは町ホームページで。

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