

県議選御坊市選挙区は9日投開票され、自民党元職の中村裕一氏(63)が6093票を獲得し、共産党現職の楠本文郎氏(68)の5144票に949票差をつけて9選。自身の変化や政権与党の強みを強調、保守票などの流れを引き戻して前回得票に150票近く上乗せし、4年前の雪辱を果たして返り咲いた。楠本氏は市議時代からの人柄が党を超えて広く浸透していたものの、前回から1000票以上減らし、1人区での貴重な共産議席を失った。
県議選御坊市選挙区は9日投開票され、自民党元職の中村裕一氏(63)が6093票を獲得し、共産党現職の楠本文郎氏(68)の5144票に949票差をつけて9選。自身の変化や政権与党の強みを強調、保守票などの流れを引き戻して前回得票に150票近く上乗せし、4年前の雪辱を果たして返り咲いた。楠本氏は市議時代からの人柄が党を超えて広く浸透していたものの、前回から1000票以上減らし、1人区での貴重な共産議席を失った。