10日ほど前、体調を崩してしまい、激しい喉の痛みと38度台の熱が続くので医者で診てもらった。昨年12月に新型コロナにかかったので、まさかもうコロナではないだろうと思いながらも、もしコロナで取材先や会社に迷惑をかけてはいけないと思い、念のため検査。結果、コロナでもインフルエンザでもないということで、ひと安心。医者の診たてによると、アデノウイルスとのことで、いわゆる一般的な風邪である。
ネットで調べてみると、プール熱(咽頭結膜熱)や目の結膜炎などを引き起こすウイルスで、のどの痛みや気管支炎、肺炎などの症状があり、プール熱はのどの痛みと38度以上の熱が4、5日程度続くとあったので、筆者は多分これ。ちなみに発症から10日程度は日中のだるさや夜中の突発的な咳が続いた。子どもに多い病気だそうで、自分の免疫力の弱さが情けない。
それにしても昨年暮れのコロナは別にして、風邪らしい風邪をひいたのは何年ぶりだろうか、あまり記憶がない。ここ3年余りはコロナが出てきて、世間の人たちがマスク着用や消毒、換気など感染予防対策を徹底していたこともあってインフルエンザはもちろん、普通の風邪をひいている人もあまり見かけなかったように思う。だからこそ、筆者も風邪をもらうことがなかったのだろう。
先月13日から、コロナ対策のマスク着用は個人の判断となり、5月8日からコロナが5類感染症に引き下げられる。感染対策は緩やかになり、おそらくインフルや風邪がまた普通に流行するのだろう。しかし、風邪は万病の元。やはりうがいや手洗いなど基本的な感染対策は続けたいものである。(吉)