紀美野、有田川両町にまたがる生石高原(標高870㍍)で、春の風物詩になっている山焼き。ススキの名所として知られる観光スポットで、山焼きはススキ以外の草木も一緒に焼き払い、その灰を肥やしに新しいススキの芽吹きを促進、美しいススキの草原を再生させるための行事として行われている。
先日、コロナの影響で関係者のみの実施だったが、5年ぶりに行われ、新聞に掲載されていた。以前の取材を思い出すと、一斉にススキが焼き払われる光景は壮大のひと言。火は風にあおられ、どんどん大きく広がり、ぱちぱちと大きな音や黒煙が上がっていく。コロナだけでなく、これまで風が強すぎたため延期、中止になったことがある。
一方、こちらは予防の話。日高地方でたき火が原因とみられる火災が発生している。御坊市消防によると先日も、市内でたき火が燃え広がったとみられる火が山林や雑草を焼いた。冬から春へ、空気が乾燥して火災が起きやすく、また、強い季節風で大火になりやすい。山火事予防運動(今月1~7日)も行われたばかりだ。
焼却するのであれば周囲に燃えやすいものがないか確認し、風の強いときはやめるのが当たり前。山林やその付近は雑木や雑草という燃えやすいものが多く、火災が起こりやすいため、特に注意しよう。監視を必ず行った上で、火の粉が飛ばないよう少しずつ燃やすようにし、終わったあとは完全に消えたことを確認。また、火災とまぎらわしい火や煙が上がるため、消防署への申し出が求められている。農業を営む父にも言っているが、火の取り扱いには十分注意し、家庭、地域、職場で火災予防を心がけよう。(笑)


