スタンドライトを前に久留米町長(左から4人目)、水野支店長(同3人目)ら

 日高川町に28日、農林中央金庫大阪支店(水野孝昭支店長)から、和歌山高専技術支援室化学・環境グループの技術職員森本喬太さんがデザインした紀州材のスタンドライト3基が寄贈された。

 昨秋、紀中森林組合(中家哲組合長)、県森林組合連合会(眞砂佳明会長)が主催、同金庫大阪支店が協賛し、和高専の学生や職員らを対象に、県産材を活用した製品アイデアを募集する「WOOD Design アイデアコンペティション」を開催。グランプリを受賞した森本さんのアイデアを改良、製品化した。

 高さ約130㌢、幅、奥行約8㌢の杉の木枠に直管LEDを入れ、土台を付けたスリムな間接照明。木枠は美しい木目で、温かい雰囲気を醸し出している。紀(Ki)州の杉(sugi)のライト(Light)から「KisugiL(キスギル)」と名前がついている。

 寄贈式は役場で行われ、水野支店長、眞砂会長、中家組合長と同組合の中敬男常務らがスタンドライトを持参。水野支店長が「国産材の大切さや自然災害を防ぐ森林の重要な役割を広く発信するため、木材製品に親しんでもらえれば」と久留米啓史町長に目録を贈呈。久留米町長は「地元産材を材料に作ってもらうことで、生産者や関係業者の方に少しでも潤ってもらえることがありがたい。環境面でも有意義なので、皆さんに知ってもらえるよう有効に活用させていただきます」と礼を述べた。スタンドライトは、町の宿泊施設で使用される。

 この日は和高専でも寄贈式が行われ、スタンドライト10基を贈呈。同製品は、照明の色や台座の材質、木枠の長さなどセミオーダーで対応し、ふるさと納税の返礼品にも採用を予定している。