日高川町で、山間地域を対象としたドローンを活用する新しい物流の説明会が開かれた。
物流大手のセイノーホールディングス株式会社とドローン配送の企画運営等を行う株式会社エアロネクストが提携し、エアロネクストの子会社で実際にドローン配送を含む新スマート物流を事業展開する株式会社ネクストデリバリーの3社が手掛けるもの。中津や美山地区など、山間地域に拠点を設け、そこからドローンとEV車を使って、空と陸の両方で各集落へ配達・集荷を行う計画。買い物代行では、注文の多い定番商品などを拠点にそろえておき、そこからの配達は最短30分で届けられる。地域の商店の商品も配達対象とし、高齢者等交通弱者の日々の暮らしの課題を解消する。弁当やフード配送、農家の出荷、新聞配送も想定している。このほか、近い将来、ドライバー不足でこれまでのような配送スケジュールは不可能になると予想されている物流業界とも連携し、各運送会社の宅配荷物を拠点に集め、そこからの代行配送も計画されている。他府県では実際にこの事業が稼働しており、荷物が空を飛び無人で届けられている。
十数年前はまだスマホが普及しておらず、財布を持たずに買い物ができたり、好きな映画やドラマがいつでも気軽に見れたりするとは思わなかった。自宅に居ながら会社の会議に出るような働き方が実現する時代にもなった。2年後に開催される大阪・関西万博では、空飛ぶ車の運行が予定されており、そのデザインはまさに人が乗れるドローンのよう。アニメや空想の世界と思っていたことが、すごいスピードで現実に近づいてきている。10年後、どんな技術が進み、暮らしに変化が起こるのかがとても楽しみだ。(陽)


