仏教婦人会総連盟総裁表彰の伝達を受ける花光会長

 日高川町和佐、浄土真宗光源寺で19日、同寺佛教婦人会結成70周年記念大会が開かれた。全国的に会員数が減少し、日高地方でも組織としての活動が難しくなっている中、いまも50人以上の会員が在籍。浄土真宗本願寺派仏教婦人会総連盟総裁表彰などを受賞した。大会では表彰状の伝達も行われた。

 同寺佛教婦人会は1953年に発足し、最も多いときは130人以上の会員が在籍。コロナの流行以前は月に一度、お経の勉強会を開くなど、仏法を聴聞する「聞法」を大切に現在は51人が活動している。

 記念大会では、物故会員の追悼として木坊子俊之十七代目住職が読経。大会委員長の花光啓子会長が「コロナ禍で3年間、総会や勉強会など何もできずにきましたが、結成70周年記念大会を開催することができ、うれしく思っています。しかし、会員数も少しずつ減ってきています。これからも長く続けていけることを願っています」とあいさつした。

 同会は、他の模範となる団体等に贈られる仏教婦人会総連盟総裁表彰を受賞しており、木坊子俊紀十六代目住職から花光会長に賞状が伝達された。このほか、同総連盟理事長表彰が花光会長、総連盟表彰が木村喜代美さん、硲明美さん、井口正子さん、山本廣子さん、総連盟感謝状が柏木ひさ子さん、玉置美佐子さん、大出裕美子さんに伝達され、最後に木坊子俊之住職が記念法話を行った。