別れの歌をうたう卒業生

 日高高校附属中学校で14日、卒業式が行われ、39人が中学校生活を終えた。

 在校生や保護者、来賓が出席し、卒業生の中にはマスクを外す生徒の姿も見られた。山本直樹校長は式辞でフランス料理シェフの三國清三さんやイチローさんのエピソードなどを交えながら「一生懸命」と「隠れた努力」の2つの言葉を送り、激励した。

 答辞は西﨑奨真君がコロナ禍で過ごした学校生活を振り返り、「4月からは高校生になりますが、学校で先生や在校生と過ごした日々が私たちに進み続ける力をくれます」と力強く述べ、別れの歌では全員でアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をうたい、中学生活に別れを告げた。