準優勝盾を手に紀州由良ナイン

 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟和歌山ブロックの第52回関西連盟春季大会予選は12日、由良町民運動場で第2代表トーナメントの決勝が行われ、紀州由良が粉河に6―2で勝利。本戦(4月8日~、大阪)の出場を決めた。

 第1代表トーナメント優勝の南部を除く5チームが、残り1枠の本戦出場権をかけて熱戦を展開。第1代表トーナメント2位の紀州由良は1、2回戦免除で決勝から登場した。

 試合は紀州由良が初回に上田の適時打で先制。3回に吉岡が2点二塁打を放ち、6回に橋本、7回に谷村の適時打、中村汰門の犠飛得点を重ねた。投げては先発の橋本が5回3分の0を2失点。2番手の吉岡、3番手の石井がそれぞれ1回を無失点に抑えた。

 和歌山ブロック予選は南部が優勝、紀州由良が準優勝となり、関西大会の出場権は日高地方勢が独占。原政隆監督は「先週の試合(南部に敗れた第1代表トーナメント決勝)から切り替えて雰囲気よく戦えた。1位になれず残念、関西大会では一つでも多く勝てるよう頑張るだけ」と話していた。

 紀州由良のメンバーは次の皆さん。
 原政治(会長兼事務局長)、原政隆(監督)、原啓介、石方雄基、朝間茂教、西川孝志、津田智久、湯川紘光(以上コーチ)、岩橋凜空、中村汰門、吉岡来輝、野﨑健友、笹晶、井原拓夢、前川歩輝、井藤凛、柴田美音、竹山晴翔、北村朱輝斗、中村綱二朗、井上日光、上田涼恩、山村祐麻、谷口輝、笹楓飛、芝田藍翔、木澤瑞己、田端藍聖、石橋希聖、三木健太郎、橋本和弥、坂本壱樹、谷村颯音、石井大誠、五嶋友聖、上山海渡