子どもも大人も入り混じって白熱した試合を展開

 御坊市を拠点に子どもから大人まで気軽にサッカーを楽しめる教室等を提供している「SISスペシャルプログラム」(坂本寿里也代表)の第1回ウォーキングフットボール大会が12日、御坊市の日高川せせらぎ広場で開かれ、県内外の子どもから大人まで8チーム58人が楽しくボールを追いかけた。

 ウォーキングサッカーは、▽走らない▽ぶつからない▽ボールを浮かさない││が基本ルール。SISは教室を開いて普及しており、人気が高まっている。

 地元のほか和歌山市でウォーキングサッカーに取り組むメビウスFC、大阪岸和田市から少年サッカーチーム久米田FCVamosの保護者チームも参加。4チームずつ2グループに分かれて予選リーグを行い、同じ順位同士が決勝戦を行い優勝を決めた。

 参加者は大人も子どもも入り混じって早歩きでボールを追いかけ、フェイントやドリブルも見せて白熱した試合を展開。ゴールが決まると応援席からも歓声が上がり、参加者からは「最高に楽しかった」との声が聞かれた。

 トロフィーや各賞は近畿紀の国建産とアート工房紀の国が提供。優勝は久米田FC最強マン、準優勝は久米田FC最強ママス。得点王は10得点の花澤晃宏さん、ベストスマイル賞は小川由美子さん、歩数王は太田暁仁君(1万1291歩)だった。