印南駅で約40分の停車を終え、ホームを出発する銀河

 昨年10月から新宮―京都間で運行してきたJR西日本の観光列車「WEST EXPRESS銀河」は8日、運行最終日を迎えた。印南駅では午後4時ごろ、新宮発京都行きの列車がホームに約40分停車した。

 駅には日高地方1市6町のゆるきゃらが集まり、最後のおもてなし。下車した乗客は「かわいい~」と駆け寄り、記念撮影を楽しむ姿がみられた。

 銀河は一昨年の7月から12月にかけて、きのくに線で初めて運行。沿線のおもてなしが好評で、昨年10月3日から2シーズン目の運行が始まった。JR西日本の担当者によると、今回は上下72本が運行され、延べ約3000人が乗車したという。

 人気のためチケットの予約も取りづらく、最終運行の乗客の中には1月から申し込みを続けた人も。大阪市の中島繁樹さん(72)、美佐子さん(65)の夫婦も「絶対乗りたいと申し込みを続け、最後の最後にやっとチケットが取れたのでよかったです」と話した。

 来年度の運行は未定だが、JRの担当者は「沿線地域の皆さんのためにも、引き続き盛り上げる取り組みを行っていきたい」と話している。