買い物客に啓発用のエコバッグを配る職員㊧(Aコープいなみ店で)

 3月の自殺対策強化月間に合わせ、印南町のAコープいなみ店で7日、町職員が街頭啓発活動を行った。

 国の統計によると、3月は自殺者が1年で最も多いとされている。県内でも自殺者が人口比率で全国平均を超える状態が続いており、2019年は160人、20年は151人、21年は186人と増減を繰り返している。

 職員らは自殺防止に関する相談窓口や支援について書かれたパンフレットやマスク、本のしおりなどが入ったエコバッグを配りながら、自殺防止を呼びかけ、支援機関に頼ることの大切さを訴えた。