優勝旗を掲げて南部ナイン

 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟和歌山ブロックの第52回関西連盟春季大会予選は5日、由良町民運動場で決勝が行われ、南部が紀州由良を4―1で下して優勝。本戦(4月8日~、大阪)の出場を決めた。紀州由良は第2代表トーナメントに進む。

 2月23日から6チームが第1代表トーナメントで熱戦を展開。初日に1回戦、同25日に2回戦があり、2回戦からの南部は粉河を10―0、紀州由良は1回戦で橋本を8―1、2回戦で和歌山を10―2で破り、決勝に駒を進めていた。

 決勝は南部が初回2死二、三塁から長井の左前適時打で先制すると、5回に先頭の松本が四球を選び、池田一太の左中間二塁打で無死二、三塁。続く蛇原が中越え2点三塁打を放ち、なおも1死後に井上の左前適時打で1点を追加した。守っては先発井上が5イニングと3分の1、6回1死二、三塁からの2番手長井が1イニングと3分の2を投げ、1失点の好投を披露。橋本昌幸監督は「昨秋は勝てず、冬のしんどい練習や走り込みの成果が出せた。決勝はエース井上が要所を締め、打線がつながり、全員野球での勝利。関西大会では優勝へ一つずつ勝てるよう精進したい」と話していた。

 第2代表トーナメントは他の5チームが残り1枠をかけ激突。紀州由良は1、2回戦免除で決勝からの登場となる。

 南部のメンバーは次の皆さん。

 池田尚仁(会長)、橋本昌幸(監督)、玉置靖、酒井柊人(以上コーチ)、井上恵子(スコアラー)、池田一太、蛇原寛矢、楠本龍生、井上誠視、長井心海、中山瑠唯、小谷侑裕、関悠希、松下悠斗、山本颯太郎、尾花健吾、池田久隼、﨑山祐臣、島倉章輔、杉若寅示、砂野淳平、西鉄平、田中魁人