合同強化稽古で汗を流す参加者

 NPO法人全世界空手道連盟新極真会和歌山支部が5日、御坊市立武道館でトルコ・シリア大地震復興支援チャリティー合同強化稽古を行った。

 御坊支部指導員の小島健嗣さん(53)が「何か力になれることをできないか」と考え、師範らに相談して実現した。合同稽古では県内の各道場に所属する幼児から一般まで65人が参加し、基本練習や組手などに汗を流した。

 募金は参加者や保護者ら関係者から募り、14万円が集まった。東京の駐日トルコ大使館に全額を届け、現地に送る。

 小島さんは「新極真会は力の強さや試合の勝敗だけを求める組織ではありません。心の強さも大切。集められた募金は皆様のやさしさの塊。責任を持って届けさせていただきます」とあいさつした。