支持者の前であいさつする籔内氏

 任期満了に伴う美浜町長選(2月7日告示、12日投開票・町議とダブル選)へ向け、2選を目指す現職籔内美和子氏(60)=浜ノ瀬・1期=の後援会(塩崎治会長)は9日、和田の和歌山病院東側県道沿いで事務所開きを行い、支持者約50人が集まり、気勢を上げた。

 新型コロナ感染予防等のため大勢を集めず、簡易に行った。

 塩崎後援会長は1期4年間で取り組んだ成果を説明し、「次の4年間も籔内に安心して任せられる。まだ相手の顔は見えないが、強敵が来ると思って一生懸命頑張ろう」と団結を求めた。谷重幸町議長は「2期目も籔内町長に町政を前に進めていただかなければならない。選挙があるものと考え、支援、協力お願いします」、二階俊博衆院議員の秘書二階俊樹さんも、「本番まで緊張感を持っていこう」と呼びかけた。

 籔内氏は「『強く、優しく、美しいまち美浜』をスローガンに、初心に帰り、住民の皆さんに寄り添い、公平公正な町政に再度取り組みたい。そのためにどうか力をお貸しください。この4年間、いろんな人に支援いただき、幸せな気持ちでやらせていただいた。その分、これから皆さんにもっとお返ししていきたい」と決意を披露した。

 町長選の対抗馬は現時点で名乗りはなく、無投票ムード。町議選も低調だが、12日の説明会を機に活発化するか注目されている。