フィンランド発祥のモルックというスポーツがある。近年は御坊市でも普及団体が活動し、本紙紙面でも見かけることが多い。1996年発祥とまだ新しいものの、簡単で楽しい内容なので世界に広まり、今では遠く離れた日本の御坊市でもプレーされるようになった。

 そんな中、御坊市を発祥とするスポーツも誕生した。東京の専門職大学院「事業構想大学院大学」の研究生が考案した「GOBO(ゴボ)」で、12月に市役所で体験会が開かれた。ボールを使って目標とするボールに近づけるルールの「ボッチャ」とゴルフを掛け合わせたスポーツ。GOBOというネーミングなどをきっかけに、御坊市で広めることとなった。

 体験会には子どもからお年寄りまでが参加した。大まかなルールは最初にロープでグリーンを設置。ゲームは3対3などのチーム戦で、順番にボールを投げて、グリーンの中に入ったボールが得点となる。また「ジャックボール」と呼ばれるボールがあり、そのボールに近づけることも重要。両チームボールを投げ終わったあと、ジャックボールに近いボールが多いほど加点され、一発逆転も狙えるルールとなっている。

 体験会の1ゲーム目はとにかくボールを投げるという人が多かったが、ルールをすぐ理解し、2ゲーム目からは戦略的に投げる人も。後半はグリーンをひょうたん形にするなど、難易度を上げるグループも見られた。

 体験中はいたるところから歓声や拍手が起こっており、参加者たちも笑顔いっぱいで、このスポーツの楽しさを物語っていた。簡単な道具、ルールでありながら、幅広い難易度設定と深い戦略性を持つGOBO。御坊市の知名度とともに、広まってくれることを願いたい。(城)