今年も残すところあと1週間となった。日本国内、海外では今年もさまざまな出来事があったが、日高地方での出来事を日高新報ホームページの記事ランキングで振り返る。

 さっそく1位は上半期ランキングと変わらず「印南のミニトマト 中居くんのラジオでバズる」(5月19日投稿)。有名芸能人の反響の大きさを物語った。2位は「白浜美術家協会展 弓場さんがSMAPの反戦歌の書を出展」(3月31日)で、こちらも1位と同様の理由でランクイン。3位は「自民県連 知事選の小谷氏擁立は断念か」(9月12日)。今年の県内の大きな出来事の一つ、知事選(11月27日投開票)に向けて自民党県連が進めていた総務省の男性の擁立を断念した記事だった。

 このほか上位入りの記事は「御坊のSioトープに錦鯉120匹」(12月21日)、「墨人会京都展で印南の山下さんが最優秀」(12月13日)、「羽田―南紀白浜 来年2月に臨時便」(12月1日)、「女児誘拐予告メール 各市町で児童の登下校警戒」(7月5日)、「印南のかえるの港がグランドオープン」(4月23日)、「由良の濵出工業がご当地カレー販売へ」(4月27日)、「日高町で民家と倉庫全焼 焼け跡から1人の遺体」(9月16日)、「御坊に民間のオートキャンプ場がオープン」(8月20日)などとなった。

 事件や火事などのニュースもあるが、比較的日高地方の新たな魅力を発信している記事が多い。記事へのアクセスを通じて日高地方への関心や注目も高まっていることだろう。またコロナ関係の記事が上位からなくなっており、日高地方の脱コロナが進んでいることが感じられる。来年はさらに地域の明るい情報がランキングをにぎわすことに期待したい。(城)