Sioトープで元気に泳ぐ錦鯉

 御坊市塩屋町の日高港塩屋緑地「Sioトープ」に住民から寄贈された錦鯉120匹が放された。

 今年3月に他界した印南町南谷の福田至琅さんが所有していた鯉20匹(40~60㌢)を家族が寄贈し、日高町荊木の楠山正雄さんも100匹(10~20㌢)を提供した。

 2人とも趣味で飼っていた鯉で、「大勢の人に楽しんでもらえれば」と、以前から交流のあった市自治連合会(酒本和彦会長)に相談し、同連合会を通じて市に提供された。

 20日には市役所で感謝状の贈呈が行われ、三浦源吾市長は「立派な錦鯉をいただいた。Sioトープに訪れた親子連れらが笑顔で喜んでくれる」と述べた。酒本会長も「憩いや癒やしの場の充実につながる」と話した。

 Sioトープでは以前から80匹程度の鯉が飼育されており、今回の鯉を合わせて約200匹となった。