先日、日高地方中学生軟式野球選抜チーム、日高オールスターズの第21期生結成式があり、取材した。選考会を経て選ばれた選手たちは、真新しいユニホームに袖を通し、はつらつと初練習。野球をしていた筆者も28年前の当時、この取り組みがあれば選考会に参加し、選ばれていただろうか、同い年の顔ぶれを思い浮かべると、とても無理だったろうなと、そんなことを思いながら、見ていた。

 チームは軟式野球のレベル向上や選手同士の交流、人間育成を目的に21回目のチーム結成。結成式で監督の沖野光さん(河南中)が活動目的やチームのスローガン「全員野球~20―1=0~」、方針、約束事、目指す像を示し、「それぞれの長所(色)をアピールし、その色を一つに全員で勝利を描けたら。元気よく一生懸命、一緒に頑張っていこう」とげきを飛ばした。「20―1=0」は、野球はチームスポーツで、一人でもチームの思いを裏切ると、チームの力はゼロになるということ。一つの勝利のために誰一人欠けてはならない大切なチームメートだと言っていた。

 チームの約束事のなかに「あいさつ、返事、アンサーが確実にできるチームに」とあった。沖野さんは「アンサー」について学校生活を例に出し、仲間やスタッフからの声かけに必ず反応するよう強調。声をかけた人のことや雰囲気を想像すると、あらためてとても大切だと思った。このほか「元気よく一生懸命」「健康、体調管理に気をつける」「全力疾走」「攻守交代は軽快に、元気よく」。職場や社会人に置き換えても大事なことばかりである。目標の全国大会出場へ健闘を祈るとともに、人としての成長、その後の活躍にも期待される。(笑)