来年春に統合する由良町の白崎小学校(西岡宣子校長、児童46人)で17日、最後の学習発表会が開かれた。

 児童が学級別に歌と合奏を披露。1年生のかわいく元気のいい「森のミュージックショー」で始まり、6年生は歌で「歌よ ありがとう」=写真=、合奏で「ジュピター」を演奏した。

 重ねた練習の成果を発揮。心に残る発表に、来場した保護者や地域住民らからは大きな拍手が送られ、同校の卒業生で6年生に孫がいるという吹井の80代男性は、「私たちのときは1クラス50人近くいました。子どもが少なくなって、さみしいですが、それでもみんな頑張っていてよかった」と感慨深げに話していた。