11月も折り返し、師走の足音が近づくなか、印南町崎ノ原の民家では、お正月の鏡餅に添えられる串柿を干す光景が見られている。
皮をむいて串に刺した柿がのれんのように並び、秋風に揺られている。鏡餅に添えられる串柿は10個刺したものが一般的で「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(6つ)まじく」という意味があり、家庭平穏への願いが込められている。串柿を干す光景はかつて真妻地区でよく見られたが、現在は数軒しか作っておらず、貴重なものとなっている。
11月も折り返し、師走の足音が近づくなか、印南町崎ノ原の民家では、お正月の鏡餅に添えられる串柿を干す光景が見られている。
皮をむいて串に刺した柿がのれんのように並び、秋風に揺られている。鏡餅に添えられる串柿は10個刺したものが一般的で「いつもニコニコ(2個2個)仲むつ(6つ)まじく」という意味があり、家庭平穏への願いが込められている。串柿を干す光景はかつて真妻地区でよく見られたが、現在は数軒しか作っておらず、貴重なものとなっている。